幸兵衛窯「青」への想い

クリニックに「水をイメージさせるような陶器を飾りたい」と探していたところ、多治見市にある幸兵衛窯七代 加藤幸兵衛先生の作品にたどり着きました。実際に窯元にもお邪魔させて頂き、様々な陶器を拝見させて頂きました。

私は、先生の「青釉(ペルシアン・ブルー)」という技法による青の美しさに魅せられ、先生にお願いをし、作品をクリニックに飾らせて頂けることになりました。この御縁により八代 加藤亮太郎さんの作品にも触れる機会を頂き、七代目の鮮やかさとはまた違う「織部の青」の穏やかさにも心魅かれました。文字で表せば同じ「青」ですが、実際に見ていただければそれぞれに独自の趣きを感じられると思います。

カラーセラピーでは「青」には心を癒す作用があるそうです。異なる色合いの青い陶器によって、皆さまの心が少しでも癒されれば幸いです。

幸兵衛窯について

幸兵衛窯の外観イメージ

幸兵衛窯は、一八〇四年(文化元年)に開窯、江戸城の御用窯として食器を納めました。以後代々に渡り、窯の火を灯し続け、時代に即し、また時代を創る数多の陶磁器を生み出してまいりました。

長い窯歴において、六代加藤卓男が人間国宝に認定されるなど、芸術性を重んじる窯風として現在に至ります。

美術館、資料館などの建築群を含めた美濃陶磁の里は、ミシュラングリーンガイド2つ星に選定されています。

(幸兵衛窯公式サイトより引用)

作品例

  • 幸兵衛窯 作品例1
  • 幸兵衛窯 作品例2
  • 幸兵衛窯 作品例3
  • 幸兵衛窯 作品例4
  • 幸兵衛窯 作品例5
  • 幸兵衛窯 作品例6
  • 幸兵衛窯 作品例7
  • 幸兵衛窯 作品例8
  • 幸兵衛窯 作品例9
  • 幸兵衛窯 作品例10
  • 幸兵衛窯 作品例11
  • 幸兵衛窯 作品例12